⑱旧馬場家

市指定有形文化財


文化4~5年に建てられた、南会津町の上層農民住居です。
この民家は「馬屋中門(ちゅうもん)造り」になっており、鉤型(かぎがた)に突き出た部分があります。これを中門といい、先端が出入口になっていて、中に馬屋や便所があり人と馬が一つ屋根の下で生活していました。
雪深い地域では、農民にとって農耕には馬がとても重要な存在だったため、出入り口の除雪量が少なくすむことや冬季の馬の世話の都合を考えた農民の工夫からこのような形態の家が造り出されたといえます。

園内略図 旧佐久間家板倉 旧小野家 ばったら小屋 旧筧家宿店 元客自軒 旧広瀬座 屋敷神 旧阿部家 旧渡辺家 便所・風呂場 車井戸 旧奈良輪家 旧赤間家板倉 火の見やぐら 消防ポンプ小屋 旧菅野家 はねつるべ 旧馬場家 橋銭小屋 石積堤防 無料休憩所 展示館